アメリカで家を買う ② | アメリカで暮らすぐーたら女のblog

アメリカで家を買う ②

アポイント当日、エージェントとオフィスで落ち合い、簡単に最近の不動産の動向や今の私達の状況などを話し、今日見に行く予定の物件リストを貰い、いざ物件を見に行った。


やはり私達のだせる値段では*タウンハウスコンドミニアムツインホームなどで今すぐ住める状態(これものすごい重要)一軒家はほぼ無理。しかも私達の希望するエリアが優良区な為に近隣都市よりも相場がお高めになってしまっているのも一軒家に手が届かない理由の一つでもある。


まず最初の物件はタウンハウス。一つのコミュニティに72ユニットが建っていて、その中の売りに出ている3軒を見た。同じコミュニティでも物件ごとに微妙に間取りが違ってたり、建物の向きでもドアを開けた時の感じが全く違う。 タウンホームのいい所は左右はお隣さんとくっついているけれど、上下がいないのでアパートなどでの一番の悩みの種、上下からの他人の音がないということだ。




a3軒とも築年数12年。外観も最近っぽいし、きれい。ガレージも2台ついている。明り取りの天窓が付いていてリビングも明るい。

  

aでもこの物件のネックはベ ッドルームが下にあるということ。地下室に行くわけでもないのに玄関を開けて下に向かった階段を下りるということが旦那には不快なようだった。





そしてどんどん次の物件を見に行く。


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築29年
タウンハウス。ここは一階建てでしかも奥の角地に建っているため、プライベードが完全に確保されている。

 

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キッチンも新しいし

窓がついていて明るい。

 

 

 


aでも玄関を入ってすぐ右側がリビングで暗くて狭くてものすごい圧迫感を感じた。しかもこの写真の丁度反対の壁左側一面が全面鏡張りになっている。部屋を少しでも広く見せたりする為に、古い家にはこのタイプが多く、昔このようなスタイルがはやったようだ。いくら片側でも壁一面が鏡張りなんて私いやっす。

 

 

 





aそして次の物件は築19年コンドミニアム。場所もなぜかひっそりとしていて外観は古臭い。ここはコンドでも1階のみの物件でしかも奥の角地。ここも完全にプライベードが確保されている。しかもコンドミニアムで上下がないとは捨てがたい。しかし、部屋は薄暗く、しかもここも片側の壁一面が鏡張り。売る為に古いなりにも部屋の中は要所要所アップグレードされていて、クローゼットの扉が新しくなっていたり、キッチンカウンタートップがマーブル調になっていたりと精一杯の工夫はされているが、どうもしっくりこない。

 

 


 

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そして本日最後の物件は小学校前の築11年タウンハウス。外観もきれいだし内装もお洒落できれい。しかもここは3ベッド、2.5バスで玄関近くに単独のトイレが窓付きで付いていた。これは日本人にはとっても嬉しい配置だ。他の2つのバスルームも窓付きでしかもマスターバスルームが一部屋分は裕にあるだろうという広さ。しかも小学校のまん前という立地なので自分が売る時には間違いなく即売れる。アメリカでは子供の送り迎えは必須なので学校のまん前だったら余裕で歩いて行かせられる。いちいち送り迎えの必要がないということは子持ちの人にとって重要物件になってくるわけだ。今日見た限りではこの物件が一番よかった。しかし当然ながらいいと思うものは何でも高い。この物件は今日の中で一番高い金額で$499,000だった(4990万円)。






本日の物件探しはこれにて終了。所要時間は3時間ほど。エージェントも初日でたったこれだけの物件を見せただけではさすがに早く家を買えとはプッシュできるはずもなく、とりあえず次回のアポイントをとった。次回にはなんとしても一軒家がリストに入っていて欲しいものだ。




つづく



タウンハウス・・・・・隣がくっついていて上下は誰も居ない物件。

コンドミニアム・・・・・上下左右くっついている物件。日本のアパートやマンションの一室を買うような感じ。

ツインホーム・・・・・隣がくっついているが2軒のみ。お互いが角地になる。