アメリカで家を買う ③ | アメリカで暮らすぐーたら女のblog

アメリカで家を買う ③

アメリカで家を買う ①

アメリカで家を買う ② 

 

 さて、2回目の家探しツアーは最初の物件を見に行った日から4日後。 再びエージェントとともに繰り出した。

 

そしてなんと今日の物件リストには一軒家が入っているぞ。 よっしゃー。 頼むよ一軒家~。 期待を裏切らないでおくれ~。 

 

 

aまず最初の物件は築33年一軒家で3ベッド2バス。ガレージは一台分。 外観はとりあえずきれいにペンキを塗りなおしてあってOK。入った感じもそんなすっごくひどいという程ではなかったが、全体的に部屋も暗いし、窓も小さいし、間取り的にもあまり気に入らない。裏庭がありそこに家にくっつけてサンルームが作ってあったのだが、サンルームの状態がひどかった。床は抜け落ち、屋根はトタン剥き出し、窓も外れてボロボロ。サンムームを直さない限りすぐに住むことはできない。裏庭に囲いがしてあるが、隣近所が近すぎて圧迫感がある。こんなんでお値段$425,000。ふぅ~。まじですか?

 

 

 

気を取り直して次っ!

 

 

 

 

aさて、お次も一軒家。えっ、築45年? 大丈夫かいな? と思いきや表から見た感じはとってもきれい。とてもそんな古いようには見えない。そしてこの物件の売りは前庭も広い事ながら裏庭がものすごい広い事。全面芝生でおおわれ犬が大喜びで走り回りそうなほどの立派な裏庭。子供用にトランポリンや滑り台を置いてもまだまだ余裕の広さ。外観庭だけを見たら絶対ほしいしかし中身がひどかった。ここは3ベッド1バス

部屋が三つもあってバスルームが一つだけというのはものすごいネック。売る時にまず売れない。そして内装の壁のペンキを塗り直してあり壁はきれいだが、カーペットがペンキだらけ。電気工事も自分でやったのか、配線をとるために天井のあちこちに穴が空いていた。そして家中に染み付いたものすごい変な臭い。ここを住めるようにする為にはカーペットを全部張替え、天井の穴の修復、窓にはブラインドを付けて、染み付いた家の臭いを抜いて、バスルームをもう1個付けてと、とにかくものすごい作業が待っている。そんな家でもお値段なんと$449,000。 もう頭が痛くなってきた。

 

 

 

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そして次に見た物件も一軒家築32年。3ベッド2バス。ここは私達の予算を上回る$510,000で売りにでていたが、とにかく今すぐ住める状態で、しかもプール付きの一軒家でこの値段は絶対にお買い得だという不動産屋一押しの物件だった。リビングの床もカーペットではなくお洒落なレンガ調の石張りだったし、リビングからパティオに出るドアもフレンチドアでお洒落になっている。ガレージも2台泊められる。

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プールは裏庭についていて直径10メートルくらいの広さ。

 

 

 

うーん。確かに今まで見た中の物件では一番いいのかもしれない。でもなんかどうしてもここが欲しい、ここに住みたいという気が全く湧いてこない。プールがあるというのもひっかかる。この程度の家の広さで中途半端にプールがあってもメンテナンスとか諸費用がかかって逆に厄介なだけだ。部屋の間取りも気に入らなかった。

 

 

 

 

はぁ~、誰も無謀な2000万台とかで家をさがしているわけではないのに、4000万~5000万も出しても住める状態の一軒家が買えないってどういうこと? 本当にクレイジーな急騰だよ。

 

私達の予算では結局家を買うことは無理なのか?

 

 

つづく